くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

過去からの成長を褒める

力を合わせて、なにかプロジェクトをやるとき。そのプロジェクトに対して、どの程度貢献したか、価値を出したかという観点で人を測る。そうすると、優劣がどうしてもついてしまう。劣の方に位置づけられれしまうと、ずっと褒められることはない。褒められるから、頑張るという人も多い。しかし、褒められる機会がないから、がんばれない。

 

褒めるということは、かなり意識していないとできない。一つの基準だけで人を見てしまうと褒めることは難しい。プロジェクトに責任を持つ人であればあるほど、プロジェクトへの貢献というところだけで人を判断してしまう。

 

ではどういう視点で考えればいいか。「その人の過去と比較する」事が重要だと思う。そのプロジェクトの貢献だけ考えれば、他人との比較になる。しかし、本人が過去よりもできる様になったということは、それは望ましいことである。他人との比較してしまうと、見えてこない本人の努力を褒めることができる。この視点を持って、人と接することで、成長を見守ることができるのである。

 

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