くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

マツバガイとエゾアワビの比較

マツバガイをバターソテーにしたらとても美味しかった。まさに、アワビのようなものが、手軽に磯で取れるなんてと感動したのである。

 

マツバガイとインゲンのバター炒め - くらしのちえ

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確かにアワビよりも食感がかなり硬い。硬いが、旨味が強い。そんな印象のマツバガイであった。

 

今回、たまたま魚屋さんに寄ったら、エゾアワビの煮貝が売っていた。朝煮たとのこと。3個だけ買ってみる。カットして食べてみるとかなり薄味、ほとんど味はつけていない。よし、この煮貝をバターソテーにしてみようと思い立つ。

 

マツバガイと同じような調理方法。手元にいんげんはなかったので、エゾアワビだけをバターソテーにしてみる。

 

まず、面白かったのは、煮貝で一切れ食べたときよりも、バターソテーにすると食感が変わる。煮貝はふにゃふにゃという食感だったが、これがシャキシャキとした歯ごたえになる。味は、エゾアワビのほうが薄い。味は、マツバガイのほうが濃い!これが一番の驚きであった。

 

アワビの代用品としてマツバガイと考えていたが、そうではなかった。マツバガイは、立派な食材として見直してあげたほうがいい。そう思った瞬間であった。やはり、何事も比較しなければわからないものである。

 


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