最初は不便だなと思うことでも、重ねていると案外慣れてしまうことが多くあります。
慣れてしまうと気にならなくなるのですが、他人として、そういう状況を見るとなんでそんなことやってるの、我慢できているのと思うこともあります。
不便でも慣れてしまっていいこと、慣れてしまってはいけないこと、その線引きを間違えてしまうと、生活の質を向上できる余地があるのに、改善しないという状況になるので注意しなければなりません。
例えば、少し曲がった箸。最初は違和感あるのですが、なんども使っているうちに、使い方にも慣れて気にならなくなります。でも、換えの箸はいくらでもあるのだから、新しいのを使えばいいのに、それもしない。
ちょっと散らかった部屋。最初は掃除しなければと思うのですが、だんだんと風景に慣れてしまい、より汚く散らかる。
生活の中で、ダメな方向に慣れてしまうことは恐ろしいこと。
客観的に見て、今の自分はおかしくないか、立ち止まる余裕を作ることが大切のように思います。