くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

知らないものを買う楽しみ

そのものがどんなものか、よくわからずに衝動的に買うことも楽しいことだと気づいた。特に、そのものが歴史や人物などと関わるものは、自分の知らないことをそのものをきっかけに勉強して調べて、知る楽しみがある。

 

古いもの、アンティークなどはまさにうってつけ。知らない深みがそこにある。そのものが誰が作った、どのような意図があったか、そもそもなぜここにあるのか、そういった探索をして楽しむことができる。もちろん、そういった面倒はすっ飛ばして、そのものの意匠の良さをあじわうというやり方もある。それはそれで良い。

 

よく知っているものを買うという行為が普通の買い物だとしたら、よく知らないものを買ってから知るという逆の買い物の仕方がある。知らないと買えないとなると、自分の身の回りには知っているものだけで囲まれることになる。楽かもしれないが、それだけではちょっとつまらない。知らないものが周りにあることも楽しいものだ。

 

これは何だと、そのものが気になるようなものは、調べるモチベーションになるので、あえて知らなくて買ってしまうという行動が取れるようになった。これまでの買い物パターンとは異なる、一つの進化であると感じている。

 

 

 

 


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