誰もができる、お茶を沸かすように「だしを取る」生活
だしをとる食生活に憧れる。でも難しい。そう思っていましたが、今ではお茶を沸かすのと同じくらいの気軽さでだしを取っています。茶漉しを使って。
だしの効いたお味噌汁は一口飲むとほっとするまろやかな味です。
どうしてハードルが高いと思ってしまうのか
いろいろなレシピが溢れている中で、「分量はこの割合、沸騰して何分、布巾で濾す、昆布と鰹で取る」など暗黙のルールに縛られているからかもしれません。
でも、実際のところレシピ通りにやらなくても、しっかりだしの美味しさが堪能できます。家庭は料亭ではありません。縛りがなければ、だしを取る工程はお茶を入れるくらい簡単で習慣化できます。
だしを取る生活の先にあるもの
さらにその先には、美味しいと言われる回数が増える・家に置く調味料が減ってスッキリする・料理の幅が広がる・シンプルな味付けで満足するなど嬉しい効果が沢山。
だしを取る生活に突入するために必要な事
まずは100gを3袋買う事。始める前から沢山ストックを持とうよ!がポイントです。
理由は、
「少ししかない→もったいなくてちょっとずつしか使わない→美味しさを感じる味がでない→だしをやめる」の負のサイクルに向かう事を未然に防ぐため。
沢山あれば贅沢に消費しようと使うのが心理です。(私自身がそうだったので)
鰹節を買おう
だしを取る生活のきっかけは美味しい鰹節を知人が教えてくれたからでした。
今では通販で1年に2~3回ほどまとめて購入しています。いつも使うものは買う場所が安定するととても楽です。(豊中松前昆布店舗というお店で購入)
我が家で購入しているのは
・かつお節荒削り(花かつお)(100g 370円)
・煮物がおいしくできる削り節(100g 232円)
とても新鮮で、お値段も問屋ならではのお買い得、送料も一律500円。ふくろの中でほんわりとしてる綺麗なかつお節です。1回で3~4か月分(かつお荒削り3袋、煮物けずり節3袋)購入すれば、沢山ストックがあるので、惜しみなくどんどん使えます。
また、届いた箱にはお店の方より、出汁を使った生活に役立つレシピが入っています。意欲をかき立てられます。
手作りのレシピ、こういうおまけが嬉しいですね。
簡単!お茶を沸かすようにだしを取る
1.鍋にぐらぐら沸かしたお湯に鰹節を一掴み入れる(目分量、出したい濃さに応じて)
2.沸騰させない火加減にして2分ほど待つ(ボコボコさせない)
3.火を止めて鰹節が沈んだら茶漉しで濾す(茶漉しは目が細いので便利です。布巾やキッチンペーパー不要。)
おまけ:お味噌汁用にその後すぐに濾したかつお節に水を足してボコボコ煮出してお味噌汁用のだしを作ることもあります。
最後に
だしがあれば、つゆ、煮物、風味高い味噌汁、鍋物に、茶碗蒸しに…と沢山の和食が展開できます。失敗しても、自由に伸び伸び使っていたら知らぬ間に憧れのだし生活に突入しているはずです。
※開封したかつお節の保管は冷蔵庫がおすすめです(だし専用ボックスを作ると楽しさアップです)
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