くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

黒酢が主役の豆乳スープ、鹹豆漿(シェントウジャン)

黒酢の思わぬ食し方、豆乳スープ 鹹豆漿(シェントウジャン)

 

 黒酢の風味と味を最大限に活かす食べ方を発見。しかもやみつきに。ヒントは台湾にありました。

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2ヶ月ほど前に黒酢を頂きました。でも、なかなか登場の機会がありませんでした。(通常のお酢にしか馴染みがなかったため。)

 

頂いた黒酢はしっかり濃厚な黒酢で、香りがよいです。酢豚などの炒め物に合いそうだなとは思いながら、なかなか手がつきません。しかし、ようやくおいしい食し方を発見。

 

その名は「鹹豆漿(シェントウジャン)」

台湾では朝食になる、豆乳スープです。

豆乳にお酢を入れ、たんぱく質を固める作用でおぼろ豆腐のような、濃厚な味わい。

しかも、とても簡単です。

黒酢の風味と濃度が最大限に活かされ、香り高いラー油があれば尚風味高い味わいになります。

 

 

基本の材料:

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・豆乳 200ml

・黒酢 大さじ1/2杯

・ラー油

・塩麹 小さじ1杯(塩、味噌、薄口醤油でも可。塩味が付けば良いので、味を見て調整してください)

 

・青菜 (好きなだけ。今回は細かく刻んだ水菜とネギを使用)

 

 

作り方:※家庭用にアレンジしています

① 豆乳に塩麹を入れます。

② ①をレンジでチンするか、鍋にかかえて沸騰しないように時々かき混ぜながら弱火でゆっくり煮立たせます。(この時に青菜も入れる。)
③ 豆乳がふつふつと沸いてきたら火を止める。
④ 器に注ぎ、酢を回しかける。

凝固が始まってどろどろっとなったら好みでラー油を落としてあつあつを頂きます。

 

豆乳にお酢…と抵抗があるかもしれませんが、まずは実験してみてください。お味噌汁代わりにもスープ代わりにもなります。ぜひ一度お試し下さい。

 

今回使用した黒酢は「堀内醸造」の黒酢です。

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米だけを原料にした酸味の少ないまろやかで濃厚な味が特徴。香りがとてもよいです。

酸度は4.2%です。通常のお酢が4.5%〜5%程度なので少し控えめでしょうか。熟成が進んでおりまろやかに感じます。

 

内堀醸造 臨醐山黒酢 360ml

内堀醸造 臨醐山黒酢 360ml

 

 

こちらのちぃやんさんの記事には鹹豆漿(シェントウジャン)を始め、台湾の匂いがしてきそうな生き生きした写真がたくさんです。街並み、人々、建物、風景をゆっくりと眺めながら共に旅をしている気持ちになりました。台湾には飲んでほっこりする「豆乳」の味がよく似合う気がします。

kato-kobanashi.hatenablog.com

 

 

 

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