くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

新しい革靴をおろすまえに

靴への愛着「ラバーソール」を貼る

 

新しいブーツを買いました。Palanco (パランコ)というスペインの乗馬ブーツを製造しており、ハンドメイドに近い製法で作られているそうです。ブルドックのマークが印象的です。

f:id:kurashi_chie:20161031210656j:plain

Palanco SL

 

 

 

f:id:kurashi_chie:20161016190033j:plain

そのまま使うのが一番いいのかもしれませんが、今回はラバーソールを貼ることにしました。

滑り止めとソールの対磨耗のためのハーフラバーです。

靴を長持ちさせるために、ラバーソールの加工を靴のプロに頼ります。これで安心して使えます。 

 

f:id:kurashi_chie:20161016190056j:plain

 

f:id:kurashi_chie:20161026071054j:plain

ラバーは「ビブラム」(イタリアのソールメーカーとのこと)です。2160円で取り付けて頂けました。1週間後に仕上がり、受け取りました。

 

f:id:kurashi_chie:20161026071116j:plain

 

靴修理店の選び方

靴の修理をお願いする先は「個人店」と自分の中で決めています。

かかりつけの歯医者さんやいつもお願いする美容師さんと同じです。

靴を渡してお願いする人と修理を視てくれる人、そして最後に靴を手渡してくれる人、これがすべて同じ人だからです。

最初から最後まで見てもらえると顔が見えている分安心して任せられます。

きっと職人さんも「あの人のこの靴だ」と顔を思い浮かべながら修理をしてくれているかもしれません。仕上がりに時間はかかれども、分業にはない良さがあります。

 

今回は初めての靴修理店

そんなことで、修理店を探しました。初めて扉を開けたお店です。お店には仕上がった靴がずらりと並んでおり、ご近所の方がよく利用されていることがよく分かります。

親子で営まれる靴修理店です。父の技術を受け継ぐ息子さんの真摯な姿が印象的でした。今回は息子さんが修理をして下さいました。父は寡黙に、息子の接客とお客さんへのアドバイスの言葉を見守る。そんな風景を見ながら、よいお店だなあと感じます。

かかとの糸がほつれたときの対処をきくと、「糸がほつれてきたときは、ライターの炎の先を当てるとよいよ」とアドバイスも頂きました。

 

 

腕の良さは仕上がりでわかる

1週間後、依頼した靴を受け取って丁寧な仕事をしていただいたことがわかりました。

ほつれを直して、サッと全体を磨いてくれ、ラバーソールの説明をして商品を手渡してくれました。

お値段も2160円と予想していたよりもはるかに安くて感謝です。

長持ちさせるにはプロに頼る。相談する。知らなかった情報を教えてくれる専門家がいると心強いですね。そして関係を作っていくと、大切な靴がいつどうなっても安心です。

  

メンテナンスを続けて、長持ちさせる。革靴は消耗品ではなく、手入れして使えば長期間愛用できるものだと思います。

こちらのmatsumotoryさんのブログは、7年目とは思えぬ革靴の写真があり釘付けになりました。こんな風に履き続けられたら手放せない1足になりますね。良い靴は履いて育てるものだと感じました。

hb.matsumoto-r.jp

 

 

関連記事


 

sponsored links
 

 

---------------------------

「くらしのちえ」を気に入っていただけた方は読者ボタンをポチッと押していただければうれしいです

twitterでブログの最新情報やアイデアを発信しています、こちらもぜひフォローお願いします

 --------------------------

 


sponsored links