麻婆豆腐の味付けこそ、中華っぽくなる味と認識しています。
だから、自家製麻婆豆腐の素があれば何でも中華風にできます。自家製の素といっても既製品の調味料を4種類混ぜ合わせただけ。
この麻婆豆腐の素のおかげで、ひらめいたおかずたちをご紹介します。
即席中華風を叶える「麻婆豆腐の素」を作る
そんな思い込みから数種類の調味料を混ぜ合わせて麻婆豆腐の素として使用していた「麻婆豆腐味噌」。もともと保存が効く調味料4種類をただ混ぜ合わせただけ。
一気に作ってストックしておけば、何でもすぐに中華風。麻婆豆腐以外にも様々な展開ができるので、とても便利です。
「自家製麻婆豆腐の素」の材料
材料
・味噌
・豆豉醬
・豆板醤
・オイスターソース
ざっくり目分量ですが、すべて同量で大丈夫です。
「麻婆豆腐の素」の作り方
4種類を混ぜ合わせます。
瓶に詰めて冷蔵庫で保存。
これで即席中華風がいつでも実現。
※ちなみに、豆豉醬とオイスターソースは香港旅行で買った物。
これがとてもいい味なのです。
・豆豉醬を買った「廖孖記」
・オイスターソースを買った「九龍醬園」
さて、この麻婆豆腐の素のおかげで生まれた料理です。
麻婆豆腐の素の展開(1):お魚マーボー
麻婆豆腐の味付けなら何でもおいしい。そんな思い込みから生まれました。
天草から送られたアラカブ(カサゴ)。「煮魚をもっと自由に」の発想で中華風に仕上げます。
お魚マーボーの材料と作り方
材料:
・魚(今回はカサゴ)
・玉ねぎ1個
・青ネギ
・麻婆豆腐の素 大さじ1くらい
・日本酒
・山椒
作り方:
土鍋で蒸すイメージです。
(1)土鍋に玉ねぎのみじん切りと日本酒、麻婆豆腐のもとを入れる。
(2)その上に魚を乗せて中火にかける。
(3) 全体に火が通ったら青ネギを散らして一煮立ち。以上、出来上がり。
山椒を振れば本格度アップです。山椒の痺れがたまりません。
最初は煮魚のように身をほぐして食べました。
そのあとは、身をほぐして再度土鍋でグツグツ。そういえば、豆腐の残りもあったので
追って豆腐追加。山椒の香りと、魚のエキス。お肉とは違う海のうまみは、あっさりしたスープによく合います。
食しながら「お魚マーボー」と命名されました。
魚の出汁はあっさりしていてとてもおいしい。しつこさがありません。
最後のスープまで飲み干して、ごちそうさまでした。
麻婆豆腐の素の展開(2): レバーの中華風
レバーを米麹と麻婆豆腐の素に漬け込んで、山椒をかけていただきます。
向田邦子さんのレシピにオイスターソース漬け(オイスターソースとお酢にレバーを漬け込む)があったことを思い出して作りました。
麻婆豆腐の素の展開(3):もちろん麻婆豆腐にも
麻婆豆腐の素なので、本来の使い方、麻婆豆腐にも使います。
麻婆豆腐のコツは、
(1)豆腐を下ゆですること
(2)2種類の山椒を効かせることです。
この二つをすると、グッと本格的な麻婆豆腐が完成します。
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