くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

京都持ち帰り旅行記【3日目】

おいしいもの、歴史あるものが詰まった京都。 お店であちこち食べるのもいいけれど、普段暮らして食べるものを食べる。そんな旅をしよう。京都のものをお持ち帰りして食べる。生活で使うものを専門店で買ってみよう。そう思って出かけた2泊3日の旅。

初日の記事はこちら。

京都持ち帰り旅行記【1日目】 - くらしのちえ

二日目の記事はこちら。

京都持ち帰り旅行記【2日目】 - くらしのちえ

 

朝はふたばの葛餅を

夜に干した洗濯をたたんで、アイロンをかけて。旅で溜まった洗濯がなくなるとスッキリ。帰りが楽になります。京都のお日様をしっかりあびた洗濯物。

ゆっくりと朝を過ごし、朝は昨日ふたばで買った葛餅をチャージして、さあ出発。

f:id:kurashi_chie:20170813204604j:plain

 

再度、蒲田川魚店へ

まず向かう先は、蒲田川魚店。前日もこちらに向かったのですが、うなぎを買えず、だし巻き卵を買って帰りました。これが抜群に美味しい。主役の鰻はきっとおいしい。そんな期待が高まります。

 

こちらのお店のうなぎは、次回の宿題にしようと思っていたのですが、この際、行ってしまいます。

行く先は、北野。品川フードプールという場所で、てんぷら屋さん八百屋さん、肉屋さんと複数の店舗がある、その一番手前の通りに面したお店です。

朝からうなぎを焼いています。焼いていく先からどんどん売れていくので、昼にはなくなってしまうことも多いようです。

f:id:kurashi_chie:20170816115647j:plain

だし巻き卵もありました。このだし巻きがとても美味しかった。ふわふわではなく、しっかりしただし巻き。どうしてこんな風に美味しい弾力がでるのだろうと不思議です。

おかみさんの技でしょう。とても美味しそうに並べられています。そして間違いない美味しさ。280円、とても良心的なお値段でありがたい。

f:id:kurashi_chie:20170816115635j:plain

ご家族でやられているようです。炭火で焼いただけの関西流のうなぎ。美味しそうな匂いが辺りに漂っています。そして、次々にお客さんが。

f:id:kurashi_chie:20170816115624j:plain

焼きたての鰻をまな板にのせて、さっと包丁をいれて見事な手さばきで包装。もう見ているだけで気持ちが良い。身体に刻まれたテンポ。「おおきに」と優しい声とともに、 

よかった、今度は買えました。

f:id:kurashi_chie:20170813204646j:plain

f:id:kurashi_chie:20170813204728j:plain

 

帰ってから、今晩の夕食にいただきます。

その後、三条の方へ向かい幾つか器屋さんを巡りました。いつくかいいのがありましたが購入には至らず。でも、いろいろなものを見て、お店の個性を感じて。それだけで面白い。

 

お昼はいづ重

昼食はいづ重のサバ寿司。それぞれのお店に個性があって、少しずつメニューが変わっていたりして、行く度に面白い。店頭にある手書きのメニュー。いつも綺麗な字で文章が面白い。どんな味かと食べたくなる言葉が並びます。

f:id:kurashi_chie:20170817054310j:plain

いづ重はいづうよりも、庶民的な雰囲気があります。今日はサバ寿司と箱寿司、和え物と赤だしを注文。

季節を感じるアジ寿司、鮎寿司などもありました。

f:id:kurashi_chie:20170816120124j:plain

 

いず重での楽しみは、器。というのも、大きなお皿に注文したお寿司を盛り合わせていただけるからです。そして、テーブル毎にお皿が違うので、他のお客さんがどんなお寿司を注文して、どんな器で運ばれてくるか。その一連を眺めているだけで面白い。

f:id:kurashi_chie:20170816120145j:plain

こんな風に2人前を綺麗に盛り合わせに。

回りを眺めると、チラシ寿司の方もいれば、鯖寿司と巻き寿司の組み合わせ、アジ寿司、鱧寿司、と皆さん思い思いに注文しています。そのお寿司どれもが完成された美しさ。

 

食べきれなかった分はパックに入れて持ち帰らせて頂きました。

 

鍵善良房へ

その後、旅の心を落ち着けて新幹線に乗るために、鍵屋善房でお茶を頂きました。祇園の通りに面した暖簾をくぐるとその奥には静かな喫茶室。今まで気付かなかった。とても落ち着くいい空間でした。

f:id:kurashi_chie:20170813204900j:plain

天井がアーチ状で、中庭が見える空間。

f:id:kurashi_chie:20170813204825j:plain

アイスティーは、アイス抹茶。

f:id:kurashi_chie:20170813205104j:plain

おうすと水ようかんのセット。おうすは抹茶。水ようかんは、本物の青竹に入っていて、ふんわりと竹の香りがします。

f:id:kurashi_chie:20170816120313j:plain

 

歴史を感じる店内。効果的な照明。

f:id:kurashi_chie:20170813205151j:plain

f:id:kurashi_chie:20170813205226j:plain

f:id:kurashi_chie:20170813205251j:plain

冊子や案内のパンフレットにも力が入っています。

f:id:kurashi_chie:20170817053134j:plain

 

最後に森嘉の豆腐を購入

帰るまでにまだ時間があったので、大丸へ。

大丸では、森嘉の豆腐を購入できました。これも、初日、2日目と通って、3日目にしてやっと購入できました。すぐに売り切れてしまうので、午前中に行かなければ買えませんでした。

からし豆腐と嵯峨豆腐を購入。嵯峨豆腐は464円で高く思えますが、量が800gも入っていますので、通常の2倍の量です。帰って食べるのが楽しみ。

f:id:kurashi_chie:20170816120451j:plain

 

 

京都の持ち帰りを主題にした旅。普段使いの様々な味を楽しめて、持ち帰れて、旅で受けたいい影響を自分の中に取り入れたいものです。

このあと新幹線に乗って、自宅に帰りました。さて、自宅でもまだまだ京都が続きます。

 

持ち帰った品々を日々堪能

持ち帰ったものを少しずつ、毎日の食事で楽しみました。もちろん、購入したお箸とお皿は大活躍。

f:id:kurashi_chie:20170817054449j:plain

f:id:kurashi_chie:20170817054511j:plain

 

・森嘉の豆腐

ようやく手に入れた森嘉の豆腐は冷奴と湯豆腐で。夏に湯豆腐がおいしいと判明し、2日間連続で。

f:id:kurashi_chie:20170817054242j:plain

まずは冷やっこで味見。

f:id:kurashi_chie:20170817053431j:plain

土鍋でゆらゆらと豆腐を漂わせます。

f:id:kurashi_chie:20170817053318j:plain

湯豆腐は醤油と山椒の組み合わせがよく合います。

f:id:kurashi_chie:20170817053232j:plain

そして、夏限定のからし豆腐。

f:id:kurashi_chie:20170817053816j:plain

なるほど、からしは昆布に包まれていました。

f:id:kurashi_chie:20170817053847j:plain

 

・鎌田川魚店の鰻

鰻はしっかりとフライパンの極弱火で温めて。焼きたてだったらきっともっと美味しかったかもしれない。でも2日目でようやく手にした鰻そして、お店の歴史を感じるおいしい鰻。タレがさらりとしていて、白焼きに近い薄味。おいしかった。

f:id:kurashi_chie:20170817053210j:plain

八幡巻きも堪能しました。ごぼうと醤油味の組み合わせ、とてもよく合います。

f:id:kurashi_chie:20170817053642j:plain

 

・いず重の寿司

持ち帰った鯖寿司と押し寿司は冷蔵庫の野菜室で保存し、夜ご飯に。

 

・中村軒の和菓子

中村軒の和菓子は夜の楽しみに。お酒と甘いものも合う。

f:id:kurashi_chie:20170817054726j:plain

f:id:kurashi_chie:20170817053924j:plain

 

・村上開新堂のクッキー

村上開新堂のクッキーは朝のコーヒーとともに。あっさりとした味わいの昔ながらのクッキーでした。

https://www.instagram.com/p/BX1Bx1oliKP/

 

 

・もの字どらやき

もの字のどら焼きは、どら焼き巡りが大好きな友人にお土産兼ねて試食をお願い。ふわふわでおいしいと喜んでもらいました。

f:id:kurashi_chie:20170817054038j:plain

 

・松屋常盤の味噌松風

松風は友人家族へのお土産に。開けてびっくり、一面に敷き詰められた松風に盛り上がったそうです。そして美味しいお味に喜んで貰えました。

f:id:kurashi_chie:20170817054151j:plain

 

旅のあとも喜びいっぱい。まだまだ京都は奥深い、そして旅のあとも楽しい。

 ますます回数を重ねたくなる場所です。

 

  

 
sponsored links
 

 

---------------------------

「くらしのちえ」を気に入っていただけた方は読者ボタンをポチッと押していただければ最新の記事がご覧いただけます。

twitterでブログの最新情報やアイデアを発信しています。フォローいただければ、最新の情報をお届けします。

 --------------------------


sponsored links