くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

忘れられない味、森嘉のからし豆腐(京都府京都市)

京都で買った森嘉のからし豆腐の味が忘れられません。

HOME | 嵯峨豆腐森嘉 公式ホームページ

夏限定なのですが、本当に美味しかった。

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森嘉の豆腐

森嘉は京都清凉寺の東側にある、150年余り続く老舗の豆腐屋さん。豆腐はにがりの代わりにすまし粉を原料に使っており、とても柔らかく美味しい豆腐なのです。川端康成が小説で紹介して、有名になったそうです。柔らかくなめらかな豆腐で湯豆腐にしても抜群でした。

長年、地方発送や百貨店販売などしていなかったので、地元でご贔屓にされていました。現在では、大丸京都店で購入可能ですが、あまりに人気なので、午後遅い時間には売り切れということが多いようです。実際に3日目にして、やっと購入できました。

京都持ち帰り旅行記【3日目】 - くらしのちえ

 

からし豆腐

そんな森嘉が作るからし豆腐は、夏限定の商品です。5月から8月までの間だけ購入可能。ぜひ食べたいと思い、大丸京都店に買いに行きました。

 

午前中に行ってみると、売ってありました、からし豆腐。お値段、2個で378円。ホームページでは、1個150円となっていたので、百貨店では2個で50円ほど高いのでしょうか。

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大事に大事に持ち帰って食べました。丸い形が、モッツァレラチーズのようです。

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 からし豆腐の名前は、中に辛子が入っているから。豆腐には辛子が入っていません。半分にわると、なかから、辛子を包んだ昆布が出てきます。黒いのが昆布。

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まずは、半分に割り、この辛子を豆腐につけながら食べます。取り出して辛子醤油にして食べる食べ方もあるそうです。ちょっとずつ辛子をつけて、そのままぱくりと。辛子がきちんと辛く、そして豆腐の甘さ、柔らかさ、冷たさ。さっぱりとした味わいが、夏の暑さにピッタリ。夏限定というのがわかりますし、その季節感がまた嬉しい。この豆腐一個でとても幸せな気分になります。夏の時期京都に行く際はまた食べたいそんな季節の味覚の一つです。

 

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