くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

毎年必ず行く最高の蕎麦屋 手打ちそば美郷(長野県大町市)

長野県は蕎麦が美味しい県です。安曇野に毎年りんご狩りにいくので、その際必ず寄るのが大町市にある手打ちそば美郷です。

 

松本から車で約1時間のドライブの末にたどり着くことができるお店です。

お店はよくある街の蕎麦屋風ですが、素晴らしい蕎麦がいただける名店なのです。

蕎麦は、大町市美麻で取れた地粉を使っていて香りが素晴らしい。冷たい水でしめられたそばを啜ると、しみじみ旨いのです。

 

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お店を外から見ても、ここが名店だとは気づかないかもしれません。

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店内も飾らない造り。

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お蕎麦を注文しました。お蕎麦は大(900円)、中(700円)、小(500円)があります。今回は、蕎麦の大を二人でシェアしていただきました。そばがき、きのこおろしも注文しました。

まずはサービスの漬物が出てきます。手作りの漬物で、毎年ちょっとずつ内容が違います。

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茹でたてしめたてのそばを出してくれるのでちょっと時間がかかりますが、窓の景色をぼんやり眺めます。素晴らしい景色です。

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同時に頼んだきのこおろし。これは天然のきのこを塩漬けにして作ったもので、様々なきのこが入っています。今回は、なんと香茸が入っていました。香茸は松茸よりも美味しいともいわれるきのこで、サクサクとした歯ごたえが本当に素晴らしかった。こちらのお店の社長が猟やきのこ狩りの名人だそう。近所の山から毎年たくさん取って塩漬けにした野趣溢れたきのこはたまりません。

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蕎麦が来ました。蕎麦にはサービスで天ぷらがついてきます。天ぷらは、おかのりという種類の野菜。茹でて叩くととろとろする野菜だそうです。毎回違う天ぷらが出てきますし、同じタイミングで注文しても違うものが出てきます。

蕎麦は手打ちで、茹でたて、しめたて。冷たい水できっちり冷やして出てくるので、冷たいです。この冷たさも美味しさのうち。素晴らしい蕎麦です。

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サービスの漬物はおかわり自由。おかわりをいただきました。f:id:kurashi_chie:20171203094449j:image

 

そばを食べ終えると、温かいそばがきがでてきました。ふわふわもちもちのそばがきです。どうやって作るとこんな食感になるのでしょうか。

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ネギ、だいこんおろしの薬味に醤油を垂らして、そばがきを食べます。f:id:kurashi_chie:20171203094523j:image

 

すべて食べ終わると、蕎麦のサービスの薄焼きが出てきます。甘い味噌にエゴマが入っています。デザート感覚です。

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最後の最後まで美味しい蕎麦づくしを堪能できます。

 

お店のとなりには蕎麦の製粉所があります。

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りんご狩りの時期と新そばの時期が重なるこの時期に毎年行く素晴らしいお蕎麦屋さんなのです。

 

手打ちそば 美郷

〒399-9101 長野県大町市美麻14890

 

 

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