くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

自分のやりたいことを誰かに許可されることを待たない

久々に取り出して読んだ本をご紹介します。ティナ・シーリグの『20歳のときに知っておきたかったこと』です。

 

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

  • 作者: ティナ・シーリグ,Tina Seelig,高遠裕子
  • 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
  • 発売日: 2010/03/10
  • メディア: ハードカバー
  • 購入: 475人 クリック: 17,353回
  • この商品を含むブログ (396件) を見る
 

 

この本はとても売れたため、ティナ・シーリグさんのスタンフォード白熱教室というNHKの番組も作られました。2010年に発売されて、なんども読み返しているのですが、久々に読み返し、面白いなと思った箇所があります。

 

それが、人間には自分がやりたいことを誰かに許可されるのを待っている人と、自分で許可をする人の二種類がいるという記述です。

 

「君ならできる」、「こうすべきだ」と他人から言われて、励まされて何か行動するのに慣れてしまうと、だれかの許可がないと新しいことを始められなくなってしまうのです。

 

そうすべきだと自分で気づき、誰かからの許可や励ましを待たずに実行すること。そのために、目の前にある状況の中で改善できる課題、埋められていないチャンスを探すこと。誰かにやってほしいと言われなくても、今ある自分の持っているものを使って、うまく組み替えてできないかとトライしてしてみること。他人の承認を待たずに行動すればいいじゃないかというのは、シンプルな指摘ですが、心がけ次第でチャンスが広がります。

 

この本で面白いエピソードがあります。

 

実はマイケルが身近に眠れる資源に目をつけたのは、これが初めてではありません。子どもの頃から、有名人に手紙を書いては、返事をもらうのが何より楽しみでした。たいてい返事が来ました。いまでもこの趣味を続け、自分が尊敬する人たちに電子メールを送っています。ほぼ百パーセント、返信が返ってくるそうです。長い付き合いになることもしばしばで、その中から面白いチャンスに恵まれたりもします。

 

憧れている有名人に手紙を書いたり、メールを書いたりということは、やろうと思えば誰にもできます。もし、学校の先生や会社の上司が「手紙を書きなさい」と命令されれば、そのクオリティに差は出るかもしれませんが、何か書くことはできます。それをやるかどうかで、チャンスが広がるかどうかの差になるのは、想像にかたくありません。さらに、このエピソードでは、こうした行動をする際に成功う確率が上がる注意点が参考になります。

 

マイケルが自分から相手に何かを求めるようなことはありません。最初は、相手の行為に対する御礼であったり、業績を褒め称えたり、単純に質問したりするだけです。場合によって、自分がお役に立てることはないだろうかと申し出ることもあります。人と接するのに、声をかけられるのを待ったりしません。自分から動くのです。

 

有名人であれば、色々な手紙やメールを受け取るかもしれません。自分から相手に何か求めないで、好意を伝えるものほど、受け取った時に嬉しいものはないだろうと思います。自分も相手に返事を書いてあげようと思うことは想像にかたくありません。ましてや、ある特定の分野での有名人であれば、もしかしたら、このような手紙を受け取ることはほとんどなく、感激する場合もあるでしょう。こうしたちょっとした相手に受け入れられるようにする工夫が行動する際に必要なのだと思います。

 

自分の周りに埋められていないチャンスがあって、ちょっとした工夫をやってみることで周りの世界が変わるというのは実はたくさんあるかもしれません。

 

 

sponsored links
 

 

---------------------------

「くらしのちえ」を気に入っていただけた方は読者ボタンをポチッと押していただければ最新の記事がご覧いただけます。

twitterでブログの最新情報やアイデアを発信しています。フォローいただければ、最新の情報をお届けします。

 --------------------------


sponsored links