テクニックだけではない、自炊継続にはサポーターの存在が欠かせない
新鮮な野菜や魚を送ってくれる親戚。簡単レシピを見つけたよと教えてくれる人。おかずを作っておすそ分けしてくれる人。時には市販の惣菜の味を知るのもいいよと我が家の分まで買ってきてくれる人。
いろいろな方面からのサポートがあるおかげで、毎日の食が整います。そして、交流のサイクルが生まれることで日常が楽しくなります。我が家には自炊のサポーターと呼べる人がいます。皆遠方で、年齢も30代から70代まで様々ですが、食を通じて繋がっています。
関係性の中で、つまり自分と共に食を楽しめる人が周囲にいるおかげさまで、毎日家で食べる楽しさが増します。最近電話で聞いたサポーターの言葉「食いしん坊だから健康でいられるのよ」。なるほどその通り。
「自炊サポーター」とは
具体的に、こういう方と交流が生まれるサイクルができると楽しくなります。
・地方から野菜を送ってくれる
・おかずをおすそ分けしてくれる
・新商品を送ってくれる
・自分に合ったレシピを教えてくれる
・家に招いて手料理を振舞ってくれる
交流を継続することで日々の楽しさが増します。交流をする=お互いに行き来を繰り返すことです。こんなお返しをして楽しんでいます。
サポーターへの「お返し」
・自分が美味しいと思ったものを送る(旅先や外出にて)
・美味しかった味についてお礼を伝える(電話でも手紙でも)
・頂いた素材をどんな風に調理したのか等具体的に伝える(レシピ交流)
・家に招いて自分の作ったものを食べてもらう
・その人が好む食の情報を伝える
などなど。
気づけば、定期的な交流が続いています。自分だけで極めて完結するだけでは楽しくない。サポーターの存在は、自炊を継続させる一番の原動力です。
サポーターに支えられた4月上旬の夕食
日曜日:熊本から届いた魚と野菜。
月曜日:「これ美味しいのよ」と頂いた稲荷寿司(豊川稲荷)の差し入れ。
熊本のしめ鯖蒲鉾。愛知から届いた菜の花
火曜日:「たまには全部楽をしないと」と頂いたデパートの惣菜の差し入れ。
水曜日:火鍋が美味しいという情報でラムの火鍋。愛知からのキャベツと小松菜を使って。
木曜日:冷凍しておいたホタテと愛知から届いた掘り立て筍。人参と味噌炒めにする。
チャーハンは中国旅行で冷凍して持ち帰っもの。
金曜日:頂きものが揃った不思議な夕食。アメリカンのサンドイッチ。デパートの焼き鳥。こういう献立も楽しくて家ならでは。
・日曜日:土曜日に夕食をご馳走になり、多めに作ったおかずをすべてお土産に頂いた。この後春巻きもあげて、昼から宴会。
・月曜日:手作りのかぼちゃグラタン、大阪土産の551のしゅうまい。冷凍庫で眠っていた。
火曜日:欲しい椎茸の鍋。愛知からの筍、菜の花、熊本の新玉ねぎを豚肉と目一杯いただく。
木曜日:頂きものの塩鯖。お頭付きで珍しい。いかなごの釘煮、和歌山よりのいただきもの。
金曜日:熊本のイカ。春巻きの残り。母のお手製ひじき。愛知の筍を冷凍して保存。その後味噌炒め。味噌は熊本の味噌。
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