香港の九龍城。かつては九龍城砦は東洋の魔窟と呼ばれるようなごちゃごちゃとした場所だったのですが、今や公園になっています。それでも、九龍城地区は、香港の中でも香港の下町のような雰囲気を残して、旅情が感じられる場所です。
香港に行ったら九龍城地区は潮州料理を食べに必ず立ち寄る場所。そんな九龍城地区では、昔ながらの潮州料理だけではなく、タイ料理店やタイ食材の店が増えていています。こちらでの街角をブラブラしていて見つけた、タイの美味しいお菓子、「カオニャオ・マムアン をご紹介します。
パックに入ったマンゴー、もち米、ココナッツミルク。これが「カオニャオ・マムアン」です。あんこのように見える黒いものは、赤米。赤米と白米がセットになっています。
このように、マンゴー、もち米、ココナッツミルクをちょっとずつ一緒に食べていきます。
完熟マンゴーの芳醇な香り、もち米のほのかな甘さ、そしてココナッツミルクにはちょっと塩が入っていて、渾然一体となるとバランスが取れるのが不思議。タイのおはぎのような存在なのでしょうか。もち米は潰さずそのままの粒なのがまたいい。ぷちぷちとした食感が食べていて楽しいです。
香港は、世界中の人達が集まり世界の料理も味わえるというグローバル都市。また一つ面白い味覚を体験できました。