人からアドバイスを求められた時、意識した方が良いことがあります。
それは、情報量を絞ること。アドバイスを求められるとたくさんのことを伝えてあげたいとついたくさん話してしまいます。
でも、自分の知っていることと、アドバイスを求めてくれる人が知っていることは同じとは限りません。たくさんの情報を伝えると、色々話したけど、何が重要な話なのだっけとなりがちなのです。できれば、一番重要なことを一つに絞り伝えることを意識しないとあれもこれもと話してしまいがちになるでしょう。
その時、相手の悩みがどんなところにあり、何を伝えたらいいか、話しながら明確にして行く作業でこちらから話し過ぎないようにすることが肝要です。
この一個のことだけ得て帰ってくれればいいよというスタンスで、厳選した内容だけ話すこと。禁欲的に情報量を絞ればそれだけ、その内容の質が問われます。そういう状況をあえて作り、その都度自分の自分のアドバイスの精度を高めざるを得ない環境に身を置くことで、より質の高いアドバイスができるようになるのです。