くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

新米を鍋で炊く贅沢

鍋で炊いたご飯の美味しさ

美味しい新米の季節です。鍋で炊くお米は一粒一粒が立ち上がり、表面がハラリと仕上がります。この美味しさを知って、鍋で炊いたご飯が大好きになりました。

f:id:kurashi_chie:20181014130633j:plain

 

 

たった2工程を惜しまなければ、ご飯がご馳走になる

スイッチを入れたら後はお任せの炊飯器に対して、一見手間がかかりそうです。

しかし、鍋で炊くご飯にはたった2工程加わるだけです。

「①タイマーで時間を測る」

「②途中で一度火加減を変える」

たった2工程。

火をつけてから、食べ頃のタイミングになるまでの所要時間は30分と炊飯器よりも短くなります。

f:id:kurashi_chie:20181014130717j:plain

美味しく炊けたときの感慨はひとしお。鍋ごとテーブルに置いて、蓋を開けた瞬間、きらきら艶めいたお米がご馳走になります。

 

f:id:kurashi_chie:20181014130837j:plain

 

分量

・米2号

・水300g

 

炊き方

⒈米を洗って、30分ほど吸水させざるに上げる(すぐに使わない場合は冷蔵庫に保存します)

⒉米、水を土鍋に入れて、蓋をする。※途中蓋を開けないこと

⒊タイマーを15分にセット 

⒋最初は強火にかける

⒌沸騰したら弱火にする

⒍15分経ったら火を止めて15分蒸らす。

 

 

おこげが欲しい時は

15分のタイマーが鳴った時に、最後はやや強火で水分を飛ばして焦げた匂いがしてきたら、火を止めます。自分の鼻を鍋に近づけてクンクン。蓋は開けられないため、嗅覚頼りの技。でもこれが成功して思い描いていた通りのおこげができていたときは、なんとも充実した気持ちです。

f:id:kurashi_chie:20181014130908j:plain

 

 

 

「鍋で炊く」を面倒にしないために

久しぶりに炊くと、あれどんな炊き方だったかなと思い、腰が重くなるため炊き方のメモ1枚をコンロ近くの棚に入れて、すぐに取り出して思い出せるようにしています。あらためて調べたりせずに、すぐに取りかかれる自分のパターン合った動線を作ることで楽にできることが増えます。

 


sponsored links