デザイナーのエンツォ・マーリの『プロジェクトとパッション』。
タイトルでこの本を手に取ったのですが、読み始めてみると非常に難解なのです。
この難解さは、これまでに読んだ中でもトップ5に入る本。読み手が解釈する力が求められるのですが、なぜだか読み進めたくなる力を持っています。
特に印象深かかったのが、デザインのプロジェクトがどのような試行錯誤で進むか、その思考過程を特徴的な絵で知らせた部分。これだけでも、こうやって新しいものを生み出すのかという、エンツォ・マーリの頭の中を見れたようで、なんだかうれしくなりました。