普段使っているものは、お気に入りのものでありたい。道具は、自分の好みできちんと選びたい。でも、どこまできちんと選んだらいいのだろうか。
色々な道具に囲まれて生活している。今この記事を書くのはキーボード、表示させているものは、モニター。手元には、ティーカップ。腕時計をつけている。万年筆やボールペンがすぐ近くにおいてある。カメラもある。パッとみただけで、あらゆる道具にストーリーがある。
それぞれこだわって選んでいるのであるが、それ以外にもっといいのがあるかもと言われれば、そうかもしれない。例えば、このキーボードより、もっと打ちやすいものがあるだろうけれど、今はこれで満足している。
最高の道具ってなんだろう。自分にとって最高であると思われる状況にあるが、もっと最高のものがあることは否定できない。このあたりでいい、という妥協なのかもしれない。もっと世の中にはいいものがあるということを、考えだすと、全てのものが否定されてしまう。