まるで日本昔話、やさしい木製のお玉杓子
(おかや木芸 漆塗り鍋用スプーン 栗 長さ27㎝幅9㎝ 5400円)
栗材は水に強く、耐久性が高く、古くから使われてきました。
黒柿 栗 | おかや木芸 一枚板テーブル 囲炉裏 木のスプーン
日本では縄文時代からお玉杓子が使われて来たそうです。今ではステンレス製が主流ですが、あらためて木製はいい。そう実感しています。木の優しい質感は手にとてもよく馴染み、軽くて手に余分な力が入りません。とても楽にそして、「よそう」という行為が心地よくなります。それはステンレスや陶器のおたまでは体験できない明らかな違いです。
美しいカーブ。手に取りやすいデザインを緻密に計算してあります。
スタイリッシュなステンレス製と異なり、無骨で使い勝手がよくないのではという思いは実際に使ってみて、杞憂だと分かりました。とにかく使いやすい。
鍋にそのまま入れていても持ち手が熱くならず、取り分け用のスプーンとしてもテーブルが映えます。
手に合わせた角度で面取りされているため、握ったときの親和性は抜群です。
ひとすくいで90cc。たっぷりと注ぐことができます。
木製なので、塗りが剥がれたり割れたりする心配もありますが、使い込んだ味と思い思い切って使いましょう。使い続けていれば色が濃くなり、愛着もわきます。ステンレスにはない「生きた」面白さがあります。(塗りが剥がれたときは1000円程で塗り直し可)
使う度に、湯気をもくもくと立てた熱々の汁を注ぐ日本昔話に出てくるようなおばあさんが思い浮かぶのです。
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