昨年きのこ狩りに行って以来、珍しいきのこに興味を持っています。
スーパーでちょくちょく見かけて気になっていたきのこの一つが、大黒本しめじ。
生産元の瑞穂農林株式会社は、タカラバイオ、京丹波町、京丹波森林組合が共同出資した会社で、技術はタカラバイオのもの。難しかった本シメジの量産を確立したものです。
しめじといえば、ブナシメジが手軽に食べられるのですが、ブナシメジとは属が異なるのです。
本シメジは、キシメジ科シメジ属。ブナシメジはキシメジ科シロタモギタケ属。
マツタケ、エノキタケは同じくキシメジ科だけれど、属違い。マツタケ、エノキタケとブナシメジが違うように、ブナシメジと本シメジは異なるものなのです。
大きなきのこなので、天ぷらにしてみました。
シャクシャクした歯ごたえが素晴らしい。例えるなら、エリンギのような食感。そして風味、旨味がとても濃い。しいたけのような風味を感じます。これなら、焼いて食べても美味しいはず。食感、風味、旨味どれも素晴らしいです。お値段は300円ちょっとしたので、他のきのこに比べたらやや高いと感じるかもしれませんが、きのこをメインに据えた料理を作るなら、それだけの価値あります。天ぷらネタにも最適です。