天ぷらをあげていると、空腹感がなくなるのはなぜか?という記事を書きました。
実は、この現象は「油酔い」という言葉がすでにあるそうです。
油酔いは、油の調理をしていると、揮発性のアルデヒド化合物である「アクロレイン」という物質が悪さをしているのだとか。
ある研究によると、加熱中に発生するアクロレインの量は油脂の種類によって異なり、菜種油や大豆油で多く、米油、ハイオレックスひまわり油では少ないのだそうです。
加熱調理中に気分が悪くなる「油酔い」の発生メカニズムを解明。飲食店など調理現場の環境改善に期待 | 2013年のプレスリリース | プレスリリース | 東京工科大学
こういう現象あるなあと思ったとき、すでにそのメカニズムが解明されていたということはとてもおもしろいと思ってしまいます。今回、油酔いという言葉がすでにあり、そしてそのメカニズムも証明されているということを知り、まだまだ知らないことがあるのだなと久しぶりにワクワクとした気分になりました。