くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

いつも忙しい、おとなのための勉強法

大学受験以来、はじめての資格認定試験。テキストすみずみから出題され、いかに暗記しているかで、点数がきまるテスト。合格率は30%ほどで、きちんと準備していないと合格できないタイプのものでした。

今回の経験を踏まえながら、「大人になってあらためて知った勉強の楽しみ方」のご紹介です。

 

 

1 時間の使い方を徹底

仕事や家庭という柱を持ちながらいかに時間を確保するか。勉強する時間の確保の仕方は…。

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①やらない時間を決める

やらない時間を決める。例えば、夜家に帰ったらやらない。仕事中はやらないなど。やらないと決める時間を守ることで、その分「やりたい」気持ちが増幅します。

やらない時間を決める=この時間はやるというスイッチが入るということ。

 

②ゴールデンタイムを決める

1時間は集中できるまとまった時間(ゴールデンタイム)を作ります。

朝型生活の私は、朝の5時〜6時をゴールデンタイムに設定しました。この時間だけという時間で集中します。

例)

・朝の時間(1日のスタートのまっさらな頭でテキストを読む)

・帰りの電車(乗車時間は決まっていますので過去問を解くのに最適)

 

2 テキストは「らくがき」する

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①「らくがき」と「ぼろぼろ」を目指す

テキストは最終的に「どこに、なにがあったか」を記憶して引き出せるようにします。そうすれけば、回答する際に、芋づる式に記憶が引っぱり出せます。

新しい土地を歩く時、目印として建物や風景で道を覚えます。それと同じで、何も手を入れていない綺麗な教科書に目印を入れるためどんどん書き込みます。そして、蛍光ペンでマークする。追加資料を貼る。勉強しながらこんなことを繰り返します。

テキストは綺麗に使う必要はありません。ノートに綺麗にまとめる必要もありません。それよりも大事なことは、ぼろぼろになる位まで書き込んでテキストに愛着を持てるようになること。それが自分のストックになります。躊躇せず、落書きレベルまでいきましょう。

 

②「らくがき」の効用

テキストの書き込みが増えると自分のカラーが出てきて、愛着がわきます。倦厭していたテキストと仲良くなれます。こうなったらしめたもの。テキストを開くのが習慣化して勉強が楽になります。どこにでも連れて歩きたいテキストになりました。

 

 

③「らくがき」の内容

・ラインマーカーで線を引く

(色を変える:オレンジ色は過去問出題の箇所、緑色は自分が重要と思ったこと、ピンクは事前課題に出題されたもの等)

 

・講師や先輩の助言、アドバイス、自分を励ます言葉

試験の出題に関係なさそうな言葉でも、どんどんメモします。「この場面で、この人があんなことを言っていたな」それだけで、記憶はテキストのページと結びつきます。そし、いい言葉は試験前の励みになります。知識ばかりでは疲れてしまうので、時々こういったエッセンスが大事です。

例)

講師が授業の最後に行った言葉「やってもムリをやめよう」「生きがいのあるビジネスライフを!」「一期一会とご縁」などメモしていました。

 

・追加で自分で調べたことをメモする

覚えにくい略語や英語のときはその言葉の意味、由来を調べる。意味を理解しておけば、すっと入って来ます。横に広げる勉強です。

例)

SWOT分析はStrength(強み), Weakness(弱み), Opportunity(機会), Threat(脅威) その頭文字)。

 

④「らくがき」のツール

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お気に入りのペンを複数種類使うのがオススメです。理由は落書きの個性を高めるため。ペンの色や太さで個性が出ます。

例)

・細い0.5のボールペン。(テキスト内の小さな隙間にも書き込めて便利)

・好きな色の蛍光ペン(好きな色で落書きが進むと、テキストが自分好みに仕上がります)

・色鉛筆(電車では、ついつい居眠りして蛍光ペンが服に滲んだり。隣の方へ迷惑をかけることもなきにしもあらず。鉛筆だと落としても、そんな心配はありません)

 

 

 また、心理的な面から大事な人から頂いたペンは、使いながら「よし頑張るぞ」とその人の顔が浮かびます。

 

 

3 勉強する場所を選ぶ

勉強する場所は自由。自分で自由にその日にあった環境を設定すると、勉強がイベント感覚になりました。

 

・お気に入りのカフェ、新しいカフェ

 休日の朝の静かな時間帯を狙って喫茶店にいきました。

 気分を変えたいときは新しいカフェを開拓。

 コーヒーとお菓子を食べながらゆっくりと落ち着いて勉強します。

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外食時、料理を待ちながら

 料理が出てくるまでの10分間、集中して単語を覚えます。

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・お風呂で

 ぬる目のお湯に浸かりながら1時間。半身浴状態なので汗もたくさん出て気持ちが良いです。お風呂は程よく狭くて集中力が高まります。

 また、声に出してテキストを読みたいときはお勧めの場所です。

 汗が目に染みるのでタオルを側に置きましょう。

 

・家のダイニングテーブルで

 勉強机がなくても、ダイニングテーブルにたくさん書類を広げて勉強します。美味しいお茶を入れて、チョコレートを置いて。勉強のためのお茶菓子をどこかで買いにいくのもまたよし。自宅であればBGMだって好きな音楽をかけ放題です。

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・電車で

人目が…と気になっていましたが、実は朝の通勤電車内の人の動きは寝ているか、新聞や携帯を見ているか。日中や夜間よりも人目が気になりません。

 

 

 

4 成長ステップを知る

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子どもの頃はテストが毎日のようで、忘れていましたが、点数が上がるとはとても嬉しいことなのです。

仕事だと短期間で目に見えてぐんぐん上がる成果と出会うことは少ないですが、試験問題は勉強した分だけ、目に見えてぐんぐん点数が上がります。

・過去問の点数が1週間後に20点アップしていると嬉しい。

ただそれだけで「やった」という気持ちが高まります。これは大きなモチベーションです。過去問を解いて、高得点のときには自分で「はなまる」をつけましょう。

 

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