くらしのちえ

良いものは作り手の知恵が詰まっています。選んだもので暮らしはつくられます。そんな暮らしの一部を紹介します。

かんがえ-本

蕪木のチョコレート(東京都台東区)

本日ご紹介するのは、台東区鳥越にある「蕪木」。 「蕪木」さんは、コーヒーを味わうカフェ。そして、チョコレートを手作りされています。店舗の佇まい、雰囲気やそして蕪木さんの所作が美しく、また、そのチョコレートが大変美味しいものでした。 「白日」…

タイトルに惹かれる本

本を買うときに、もっとも重視するのはその本のタイトル。 本のタイトルをみて、思わず手にとって読んで見てしまいたくなって、買ってしまった本たちを紹介します。 読んでいない本について堂々と語る方法 たくさん本があるのだれけど、全部読んだ本はごくわ…

街は無料の博物館

「街は無料の博物館、陳列品は無尽蔵。発見するのはあなたです」 街を歩くと見つかるもの。家、ビル、電信柱、階段、壁、扉。これらは、見方によっては、非常に楽しく見ることができる。そう、博物館のように。 そんな街の読み解きをする、東京路上探検記を…

極端な使い方をしている人に発想の源あり

エクストリームユーザという考え方があります。何か、商品を開発する時にユーザー調査をします。このとき、一般的な人を代表するような人に調査をするのではなく、極端な使い方をする「エキストリームユーザー」に、メーカーが考えていなかった新しい商品の…

阿房列車の味わい方

内田百閒の阿房列車。簡単にいえば内田百閒先生の旅行記なのですが、味わい深いこの本をどんな風に味わっているかについて考えてみました。 第一阿房列車 (新潮文庫) 作者: 内田百けん 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2003/04/24 メディア: 文庫 購入: 9人…

出来ているかチェックしてスタンスを取る、本の読み方

本を読むとき、これまで聞いたことがなかった、知らなかった、新しい知見を得ようと思って読みます。でも、同じ分野の本をいくつか読むとどうも読んだことがあるような事ばかりがでてくるぞと思います。その分野に詳しくなればなるほど、その傾向があります…

最初の一行がもっとも苦しい

企画書、報告書、レポート、卒業論文。文章を書かなければならない時、最も苦労するタイミングはいつでしょうか。 アイデアが降りてくるまで、なかなか、書けない。何から書いてみていいかわからない。そんなことはありませんでしょうか。 今回読んだ本はこ…

起業の浮き沈み

安倍政権の地方創生が喧伝される中、日本の起業率を倍増しようという動きがあります。 起業にむけさまざまな取り組みがなされています。その中で、成功したものと失敗したもの両方をみて判断したいところです。起業というと、凄く派手なイメージでなものです…

大切なものは、目に見えない

「大切なものは、目に見えない」 サン=テグジュペリの『星の王子さま』の有名なセリフです。 一見すると、子供向けの簡単なストーリーかのように思えるのですが、深読みしなければその意味が理解できない本なのです。 星の王子さま (新潮文庫) 作者: サン=…

地域活性化とは結局なにか?

安倍首相が旗揚げした地方創生。東京の一極集中による、地方の人口減少の歯止めをかけることを目的とした政策ですが、この政策を考える上でよくいわれる「地域活性化」。結局どのような状況になったら活性化したといえるのでしょうか。 今回、気鋭の論客であ…

嫌われる勇気を持つ心構え

嫌わられること。人間として、やはりそうならないようにしたいものと考えてしまいます。でも、嫌われたことで、何が起こるのでしょうか。嫌われることに対して、どう対処すべきなのでしょうか『嫌われる勇気−−−自己啓発の源流「アドラー」の教え』を読んでみ…

与えてばかりの人(ギバー)が成功するためには

ギブ&テイク。何かを与えたら、何かを貰う。何かを貰ったら、何かを与える。こんなお互いのやり取りのことをいいます。 人間関係では、ギブ&テイクのバランスを取る人(マッチャー)ばかりではなく、与えてばかりの他人中心的な人(ギバー)と、受け取って…

「これで決まり」を探る、美術の味わい方

先日紹介した、原研哉さんの『デザインのデザイン』。その本で、アートとデザインの違いについて知り、デザインの面白さを味わいました。 次に、知りたいなと思ったのはアートの面白さについて。どのような味わい方をすればいいのでしょうか。1950年に出版さ…

デザインのデザインを読む

原研哉さんの『デザインのデザイン』。この本では、原さんのデザインに対する考え方が、これまでなされてきた仕事とともに紹介されています。デザインについてよく知らないという人でも、一読するとデザインに興味を持ってしまうようなパワーを持っています…

誰からも頼まれ『「ない仕事」の作り方』

誰かから依頼を受けた仕事ではない。その仕事ははじめて見たときにはとてもつまらないものとしか受け取れないものである。それでも、そこからブームを築き上げる方法がある。 『「ない仕事」の作り方』という本で、みうらじゅんさんがやってきた方法論が丁寧…

未来の自分はつねに有能か

今、少し難しい仕事をやらないといけない、けれど難しい仕事なのでちょっと後回しにしたい。そんな時、「明日、やればいいや」と明日の自分に仕事を投げること、ありますよね。 でも、明日の自分に仕事を投げても結局やるのは自分なのです。 ここ数日、昔読…

ノンバーバルコミュニケーションって大事だよ

人は見た目が9割。この言葉、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。 人は見た目が9割 (新潮新書) 作者: 竹内一郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2005/10 メディア: 新書 購入: 5人 クリック: 199回 この商品を含むブログ (490件) を見る 昨日取り…

毎週木曜日をやったことがないことをやる日と決める

毎週木曜日はやったことがないことを積極的にやろう。そうすると、素敵なことが起こりますよ。 そんな主張をする、この本。 バカでも年収1000万円 作者: 伊藤喜之 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2010/07/30 メディア: 単行本 購入: 15人 クリック…

問い「なぜ高級料理店は緊張感漂うか」答え「その緊張感がサービスである」

レストランが高級になればなるほど、親しみやすさや気遣い、フレンドリーさがなくなるがそれはなぜだろう。 こんな興味深い疑問に答える学術書があります。『「闘争」としてのサービス』です。 「闘争」としてのサービス 作者: 山内 裕 出版社/メーカー: 中…

大人になっても心に残っている絵本

御歳90才。絵本作家「かこさとし」さんの本を読みました。 どうやって子どもがあんなに夢中になれる本ができるのだろう。 お話をするにしても、ただ「一人の子が歩いてきました」という単純なのではダメなんですね。「後ろから、もしもしと声がして、振り返…

西洋菓子 しろたえ 赤坂のケーキたち(東京都港区)

百聞は一口にしかず。 これまで数々の本やエッセイ、ガイドブックなどで見てきた「しろたえのチーズケーキ」。いつかは食べるだろうと思って悠長に待っていたけれど、巡り巡って、つい先日そんな日がやってきました。 もうあまりに噂に聞きすぎて、旧知の間…

頭が良くなる子どもの遊び ベジタブルアニマル

これから紹介するクリエイティブな作業はもっとも人を選ばない”遊び” クマ(さつまいも、山椒の実、柿の種) 「やさいであそぼ」という本に出会いました やさいであそぼ 作者: ユーストエルファーズ,サクストンフライマン,Joost Elffers,Saxton Freymann,は…

目標規定文があると文章が格段に書きやすくなる

学生時代に読んだ、『理科系の作文技術』を改めて読み直しました。 理科系の作文技術 (中公新書 (624)) 作者: 木下是雄 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 1981/09/22 メディア: 新書 購入: 107人 クリック: 1,559回 この商品を含むブログ (330件) を見…


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